![]() スティールパンの音階配置 |
リードスティールパン
これは、すべてのスティールパンの中で最も広く使わ れているものです。音域は、ソプラノまで及ぶものです。 このパンは、伝統的にスティールパンのオーケストラの 中で、メロディーを奏でる役割を果たしています。 リードパン(‘テナーパン’として知られています)は、 「パンの先駆者」であるアントニー・ウイリアムズに よってデザインされました。そして、ハーマン・ジョンソ ンによって後に改善がなされました。 音符は、完全な円の中で4つと5つに間をあけて、区 切って作られています。初期のデザインにおいても、 ウイリアムズは音符を蜘蛛の巣のように区分けして 作っていました。下の写真をご覧ください。 スパイダーウェブ スティールパン
![]() 音符は、蜘蛛の巣状に中心から拡がっています。 |
スティールパンについての経略これまでのところで、おそらく皆さんお気付きだと思われます。それは 、スティールパン(トリニダード・ドバゴの国家楽器)は20世紀に入って から唯一、発明された楽器なのです。そのため、世界中の中でもっとも 新しい楽器といえるでしょう。 スティールパンは、トリニダード・ドバゴにおいて第二次世界大戦直後 に発明されました。(ほとんど70年前)ピアノやバイオリン、トランペット 、フルートなどといった他の楽器は、何世紀にもわたって存在しています。 それらの楽器と比較すると、スティールパンは実に大変新しい楽器です。 トリニダード・ドバゴの人々は、音楽の贈り物、つまりは真にすばらしい 楽器を授かったと誇りをもって言います。それこそまさに、スティールパン なのです。 ![]() Old Photo of a steelband (Invaders Steel-Orhestra)playing with
pans hung around around their neck. この楽器についての創案、及び初期段階での発展に |